「はあ…っ」

快感で声が漏れる。
最高の気分だ。

…」
「ふ…」

足の間でオレのをしゃぶるを撫でる。
可愛い顔だ。
苦しそうな顔で、必死にオレを気持ち良くしようとしてくれる。
そんな姿を見るだけで、イきそうだ。

、もういいよ」
「ん…」
「今度は一緒にね」

口から外させて、キスをする。
にたくさん気持ちよくさせてもらったから、今度はお返しだ。
をベッドに寝かせる。

「あ…っ」
…」

フェラチオの前にたっぷり愛撫をしておいたおかげで、の秘部は我慢できないとばかりにヒクついている。
オレのをあてがえば、早く欲しいと吸い付いてくる。

「欲しいんだ」
「…っ」

そう言えば顔を赤くしてぷいと背ける。
恥ずかしいと、泣きそうになる
可愛くて可愛くて、仕方ない。

「たつ、や…」

涙目でオレを見上げてくる。
オレも口でしてもらったし、結構ギリギリなんだけど、焦れてるが可愛くて、もっと虐めたくなる。

「辰也、挿れて…っ」

ぎゅっとオレの腕を掴んで、真っ赤な顔でそう言う。
もう何度もこうやって体を重ねているのに、いつまでも初心だ。

「かわいい」
「ふ、あ…っ!」

少しずつの中に入って行く。
きゅうきゅうと締め付けてくる。
の中は、最高だ。

「辰也っ、あっ!」

の声も、表情も、全部オレの快感になる。

「たつ、辰也っ、あっ、気持ちいいの…っ」

オレの腕の中で喘ぐが可愛い。
あんな恥ずかしそうな顔をするくせに、こんなあられもない姿を晒す。
いつからか、こんなにいやらしくなってしまった。
最初は裸になるのも、声を聞かれるのも恥ずかしいと言った具合だったのに。

いつの間に、こんなになってしまった。

「たつ、辰也っ、すき…っ」

ああそうだ。オレのせいだね。
がいやらしい体になったのは、オレのせいだ。

最高の気分だ。

「あっ、いやあ…っ!」

の弱い場所を攻め立てる。
は嫌々と頭を振るけど、本当は嫌がってないことを知っている。

「あっ、たつや…っ」
「ん…っ」
「はあ、あっ!」

可愛い。可愛くて、可愛くて、もう、全部弾けそうだ。

「や…っ、あっ、辰也…っ!」

初心で、いやらしいことなんて何も知らない、真っ白なが、オレの前でだけ喘ぎよがって、恥ずかしい姿を晒す。
いつの間にか自ら腰を振るようになって、口でするのもうまくなって。
真っ白で、清楚なが、オレの手で汚されていく。染められていく。
すごく、いけないことをしているような、背徳感と罪悪感でいっぱいで。

たまらなく、興奮する。

「あっ、も、もう…」
…っ」
「辰也っ、もういっちゃ…!」
「…っ」

と一緒に、絶頂を迎える。
避妊具は付けているけど、の中にドロドロした自分の精液を流し込む。
オレのいけないものが、に入って行く。
その行為を重ねるたびに、一つずつ、が淫らになっていく。
オレの淫靡な部分が、に移っているようだ。
射精の快感と、背徳感。
最高の気分だ。


「辰也…」

萎えたそれを引き抜かず、をぎゅっと抱きしめる。
はまだ快感でボーっとしているようだ。

、好きだよ」

音を立ててキスをすれば、は嬉しそうな顔をする。
…もう一回。
もう一回、したい。
にもっと、オレの中のドロドロしたものを、流し込んでしまいたい。

「辰也、すき…」

はオレにぎゅっと抱き着く。
オレの気持ちと正反対の、真っ直ぐな笑顔。
染めても染めても、染まらない。

そんなが、好きだよ。














禁断の果実
14.07.11




押してもらえるとやる気出ます!