「や、あっ…」
「ああ、ここは嫌なの?じゃあ、こっちかな」
辰也はそう言って、胸を弄っていた手を下へ下へと移動する。
スカートの中を潜って、指が私の秘部を撫でる。
「…あっ!」
「やっぱりここがいいみたいだね。もうこんなになってる」
「あっ、やあっ…」
辰也は楽しそうに笑いながら、すでにぐっしょり濡れた下着をはぎ取って、秘部に直接触れる。
表面をなぞるだけの刺激に、私は無意識に腰を揺らめかせる。
「あ…っ!」
「すごいね。もうこんなにひくついてるよ。そんなに欲しい?」
「あっ、ちが…」
「でも、ここは気持ちいいって言ってる」
耳元で囁かれて、腰が跳ねる。
そんな私の様子を見て、辰也はますます楽しげな笑顔を浮かべる。
「た、辰也、あんまり…あっ!」
やめてと言っても抵抗してみても、それらは全部無駄。
辰也の指が私の中に入って、ナカを犯していく。
「だって幸せなんだろう?」
本当に馬鹿なことを言った。数十分前の私を殴りたい。
もう何を言ったって全部これで返されてしまう。
「あ、ああっ!やあ…っ」
あれから辰也の部屋に連れてこられてあっという間にこの状態だ。
いつもより激しいのは、きっと気のせいじゃない。
「今日はいつもより濡れてるんじゃないか?」
「そんな、こと…っ、ああっ!」
辰也はもう一本指を増やして、ナカをバラバラにかき回す。
おかしくなりそうになる頭を振って、必死に快感に耐える。
そんな私の様子を知ってか知らずか、辰也は指をさらに激しく動かす。
「あっ、そんな、激しく…っああ!」
ちゅ、と胸の先端を吸い上げられて無意識に辰也の指を締め上げる。
すると辰也は指の動きを緩めてしまう。
「た、辰也、…っ」
「ん?」
「あ、ああっ、んっ、やあっ!」
緩めたかと思うとさっきのように激しく抜き差しされたりバラバラにかき回されたり。
緩急をつけた動きに、辰也の指で塞がれた私のソコの隙間から愛液が溢れ出す。
「ふ、あっ、辰也、ああっ!」
辰也の部屋に私の矯声と水音が響きわたって、恥ずかしさでどうにかなりそうになる。
でも、恥ずかしいけど、快感が止まらない。
もっと、もっとと思ってしまう。
「た、辰也、私っ…あっ」
「どうしたの?」
「あっ…もうっ、欲しいの…」
「何を?指?」
辰也は楽しそうに笑顔を浮かべながら指をもう一本私のナカに入れる。
「あ、や…っ、ああっ!」
「これ、欲しかった?」
辰也は全部わかっててそう聞いてくる。
増やされた指がまた新たな快感を生み出すけど、足りない。
私の体は、それ以上の刺激を求めてる。
はやく、早く。
「…っ!」
「これ、が、欲しいの」
ズボンの上からでもわかる、辰也の勃ち上がったソレに触れる。
「おねが、い」
そう言えば、辰也は私に優しくキスをする。
「…ふ、あっ…」
辰也は慌ただしくズボンと下着を脱いで、避妊具をつけた自身をわたしの秘所にあてがう。
早く挿れてほしくて、無意識に腰を揺らめかせる。
「、可愛い」
「あっ、っ…ああ!」
氷室自身が私のナカに入ってくる。
ゆるゆると入口付近を抜き差しされて、くちゅくちゅといやらしい音が響く。
「あっ、辰也、それやあ…っ」
「何がいやなの?」
「っ、あっもっと、ちゃんと…っ」
「ちゃんと?」
「…奥まで、あっ、してほしいのっ」
涙目で訴えかければ、辰也は楽しそうな笑みを浮かべて一気に自身を挿入する。
「ひゃ、ああっ…」
辰也が遠慮なく入ってきて、私のソコからは愛液が溢れ出す。
辰也が出たり入ったりするたびに水音が響き渡る。
「あっ、やあっ、ん、あ、ああっ!」
奥まで突かれたり、かと思うとギリギリまで引き抜かれて緩く動いて。
そうすれば、また奥まで突かれて気持ちよくなって。
「あっ、ああっ、…辰也、ひゃあっ!」
「、すごく締め付けてくる。気持ちいいんだ?」
「あっ、っ、いい、気持ちいいの…っ!」
もう恥なんて捨てた私は、素直に答える。
すごく、すごく気持ちいい。気持ち良くてどうにかなりそう。
「じゃあ。もっと気持ちよくなろう?」
「え?あっ、やあ!」
辰也は私の両足を自分の肩に掛ける。
さっきと違う角度の突き上げに、より一層声を上げてしまう。
「あっ!や、これやあっ!」
「どうして?ほら、ここはすごく気持ちよさそうだ」
「あっ、ああっ!んっ、辰也、あっ…」
腰を回すようにされて、ナカをかき回される。
ぐちゃぐちゃと愛液が溢れ出すのを感じて、
あまりの快感に、辰也の肩に乗せた足をガクガク震わせる。
「あっ、やあっ、おかしく、あっ、なりそうなの…っ」
「いいよ、おかしくなって」
「ああっ!そこ、ダメ…!」
辰也は私の感じる箇所を集中的に突き上げる。
頭を振って耐えようとしても、快感の方が勝ってしまう。
「あっ、いやあっ、ああ…っ!」
「イっちゃった?」
「ふ、あ…」
「可愛い」
辰也は足を肩から外すと、優しくキスをする。
そのまま大きく足を広げさせて、再び突き上げられて私は背中をのけぞらせる。
「あっ、た、辰也っ、やっ!」
「、幸せ?」
「え…?」
耳元で囁かれた聞きなれない言葉に、思わず聞き返す。
「ねえ、幸せ?オレは今、最高に幸せだ」
辰也はそのまま首筋にちゅ、と吸い付く。
幸せ、そう、幸せ。
「あっ、わ、私も、っ…幸せ」
「うん、一緒だ」
辰也の首に手を回して、私からキスをする。
お互い夢中で唇を貪って、幸せを感じ合う。
「んっ、ふ…っ」
「はあっ…」
唇を離すと、辰也は少し目を細める。
「、好きだよ。と繋がって、幸せすぎて、死にそうだ」
「…あっ、んっ、辰也っ、わ、私も、あっ!」
何度も何度も突き上げられて、快感に飲み込まれていく。
私は辰也が好きで、辰也も私が好きで、こうやって辰也と一つになって。
辰也が私を気持ちよくして、私も辰也を気持ちよくして。
これが幸せじゃないなら、他に何を幸せと呼ぶのか、私は知らない。
「あっ、辰也、私、また、あっ…!」
「…っ、オレも。…」
「ふ、あっ、ああっ!」
ナカを擦り上げられ、再び足を痙攣させる。
もう、限界だ。
「た、辰也っ、あっ…、もっ…」
「…っ」
「ん、あっ、…ああっ!」
辰也はまた私の一番感じるところを突いてくる。
そこばかり攻められれば、また頭が真っ白になる。
「あっ、あっ…辰也…!ああっ!」
二度目の絶頂を迎えた後、辰也も私の中でイったのを感じた。
*
「」
情事の後、辰也の腕枕でベッドの中で横になる。
「幸せ?」
「ま、またそれ?」
「うん」
辰也は私をぎゅっと抱き寄せる。
辰也の腕の中は、いつも心地いい。
「オレは幸せだよ。今、すごく」
「…私も」
私はきっと世界一の幸せ者だ。
暖かい腕の中にいると、大袈裟じゃなく、本気でそう思う。
「でも、オレはさっきのほうが幸せだな」
「え」
「ねえ。もう一回」
辰也は私の背中に腕を回して、背骨に沿って指を這わせる。
ぞくぞくした感覚に、思わず体を跳ねさせる。
「ちょ、ちょっと待って」
「もさっき幸せって言ってたろう?」
「でも、明日練習あるし」
「大丈夫だよ」
「だ、大丈夫って…!」
いやいやいや、幸せって確かに言ったけどね!?
でもそれとこれとは別っていうか…!
「今も幸せだけど、やっぱりさっきには敵わない」
また辰也は私に覆いかぶさる格好になって、私のおでこにキスをする。
「もう一回、幸せになろう?」
私は幸せ者なのか、苦労人なのかよくわからなくなってきた…。
幸せになろう
13.01.14
なんか思いついたのでまさかの続き
日記で何度もエロ語りしているので知っている方は知っていると思いますが、私はエロが大好きです
感想もらえるとやる気出ます!
|